ルリオサーの姫
皆さんいかがお過ごしでしょうか
新型コロナウイルスの影響もありなかなか外出できないので、今回は少し前のことになりますがヒメオオルリオサムシについて書いておこうと思います。時間がたってしまったこともありますが、このブログを更新しようとしたらデータが消えてまた最初から書くことになったので雑になっております、ご了承ください。
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2019年5月下旬
2日にかけてコップを埋めた気がするが、ジンギスカンパーティーが楽しかったことと暑かったことぐらいしか覚えてなく定かではない。というのもこの時は北海道の佐呂間で39.5℃(5月として全国歴代1位)を記録するなどものすごく暑く、南富良野も例外なく暑かった。
こんな暑さの中でもヒメギフチョウは飛んでいた。ヒメギフの季節はてっきり終わったものだと思っていたが、どうやら内陸部では違うらしい。
ぼろっぼろ
あるところは笹が濃く、あるところはイラクサが濃く、あるところはマダニが濃く、あるところは熊が濃くといった具合だった。
ただ2016年の台風の影響でJRが運休していたり川に流木が残っていたりと爪痕が未だに残っていた。
帰りに千歳に埋まっているコップを見に行ったが、疲れが取れる内容だった。
1週間後
さあ回収開始!
初めはオオルリオサムシの基亜種の富良野型と呼ばれる地域の個体
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サイズは普通ぐらい
次のポイントで紺色を一匹追加するものみで聞いていたほど暗色系はいなかった。
てか全然取れなかった。
まぁ所詮基亜種ですしと負け惜しみを言う。
ちなみにマイマイカブリはめっちゃいた。
さてヒメオオルリオサムシことオオルリオサムシの南富良野亜種の分布域に突入。
笹との際とがっつり笹の中に埋めたのでまずは見やすい笹との際を回収していく。
いまいち虫の落ちが悪く、心配になるが
オオルリオサムシ南富良野亜種
おおおおちゃんといるううう
あの暑い中頑張った甲斐があった。
笹の中でもちゃんと落ちた
こいつが個人的に一番好き。
きれいに写真が取れなくてあきらめたけどこの色彩も千歳をめちゃくちゃきれいにした感じでよい
だが聞いていた通り全体的に小さい個体が多かった
ここではルリオサ以外にもコブスジアカガネオサムシやマイマイカブリが落ちていた
ヒメオオルリの分布域のエゾマイマイカブリは小さくなる傾向があるという噂を耳にしたこともあったが、特段小さいわけではなかった。しかしオオルリオサムシの基亜種と南富良野亜種とを分ける境である空知川、これより北(基亜種の分布域)ではエゾマイの前胸背板はほぼ緑であり、南側(南富良野亜種の分布域)では前胸背板はほぼ赤く興味深かった。
終わってみればコップ指数は0.01を少し越えたくらいでお世辞にも多いとは言えない頭数ではあったが、聞いていたよりも豊富なカラーバリエーションを見れたので悪くはなかった。
消化不良だしいつかまた行くからな!必ず!
と心に誓った大学一年の初夏であった